英語が苦手、英単語を覚えるのが苦手。
そんな中1の生徒は、
塾長「ここからここまでの英単語を覚えて(8個)」
生徒「4つずつにしたい」
などど言ってきます。
もちろん、
覚えられる数が生徒によって違うので、
生徒にあわせた数を覚えてもらうようにしています。
なので、この生徒には8個を覚えてもらいたい、と思った数です。
心のなかでは、
「1~2個、間違うかもしれない」
と思っています。
そして、それで良いと思っています。
「余裕でクリアできる課題」では、負荷が足りません。
すこしがんばるくらいの負荷で成長します。
そして、
「うわー、間違えたー」
と、悔しがってほしいと思っています。
そしてそれを覚えれば良いわけで。
あとは、
少ない個数ずつ覚えると、テスト範囲の英単語を覚えきれない問題が出ます。
中学校の英単語を覚える量が増えたのもあります。
50個、英単語を覚える必要があったとして、
4つずつ覚えていくと、
最後の50個目を覚えるときには、最初の方は忘れているわけであり。
そしてまた最初から覚え直すと、また
最後の50個目を覚えるときには、最初の方は忘れているわけであり。
もちろん何周もして覚えるわけですが、時間が足りない状態になります。
50個、英単語を覚える必要があったとして、
10ずつ覚えていくと、
10×5セットで覚えられ、
最後の50個目を覚えるときには、最初の方は忘れているわけですが、
セット回数が少ないので、周回数が少なくて済むので、時間が足りる状態になります。
そんなわけで、
ある程度の負荷がある量で英単語を覚えてもらっています。